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>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
    とりあえず、これを読んでみて下さい



ネットバブル (文春新書) 人気ランキング : 218127位
定価 : ¥ 693
販売元 :文藝春秋
発売日 : 2000-10
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 693
どのバブルも同じだが、登場人物は個性豊か

土地バブルもネットバブルも、市場に入り、出口を探している金を上手く吸い取ったという意味で、結局は同じなんでしょう。

土地バブルはいかにも成金趣味な人たちが登場しましたが、ネットバブルは、著者も書いているように「株を店頭公開して、その金を投資に使い、ぬれ手であわのぼろもうけをしたがる、あいさつもできないニイチャンたち」が登場しました。そういう人物像は、みな身近な人でもテレビの中の人物でも、思い当たると思います。

その象徴として、この本では光通信の社長を取り上げています。それが、的確かどうか?かれ自身は、昔ながらの強引な詐欺的商法を成功させただけに見えます。全く新しくない。
ただ、大変魅力的な人物に感じます。もちろん沢山の弱者が泣いていることは解っていますが・・・

ネットバブルはなぜ起きたか、なぜ収束したかということを知りたい人には満足できないと思いますが、バブル期にいたある人物伝としては面白い。
光通信は最近、外資系の保険外交でまた名前が挙がっています。足繁く通い、強引に契約をさせる手法はどんな時代でも変わりません。

ここに関係者のレビューがありましたが、事件の当事者には、その一部分しか見えない。その関係者が本を書けば、また違う人が「自分の見聞とは違う」と言ってくるでしょう。全員を納得させる書物を書くのは無理なのでしょうね。

ネットバブルの狂乱が解剖されています

ネットバブルをとても良く解説しています。
つい最近だと思っていたんだけど、もうだいぶ前になりました。

正月で実家に帰ったときに見つけた本。

ネットバブル真っ只中の2000年10月に出版された本で、僕が購入したのもちょうどその時期。

当時は途中までで読みかけだったので、5年ぶりぐらいに続きを帰りの電車で読んでみました。

新書なのであまり深いところまでは書ききれていないのですが、懐かしい感じがしました。S田さん叩きが中心になっちゃっているのが、本の品格を多少下げちゃっている感がしました。

裏社会と結ぶ日本のバブル紳士の断面が分かる

著者が『文芸春秋』の誌上に発表した、光通信についての記事が引き金になり、日本のネットバブルの炸裂の原因になって、光通信の株が99%も暴落した。その詳細なレポートを書いただけあって、「嘘で固めた虚業家」の重田康光のペテン人生については、記事として実によく書けている。携帯電話のビジネスを詐欺の種に使い、一時は5000億円の財産を築いた重田は、孫正義が唱えた「時価総額経営」の信奉者であり、ソフトバンクの社外重役でもあった。この孫や重田の後に続いたのが、ライブドアーの詐欺師のホリエモンであり、日本は拝金主義に毒されてしまい、株を使った詐欺行為が蔓延してしまった。重田やホリエモンが裏社会のカネと結びつき、香港やアメリカの金を使っていたことは、今の日本では既に多くの人が知っている。だが、若き日の孫正義が稲川会の舎弟として、ソフトバンクを立ち上げていたことについては、誰もその真相を追究しなかっただけでなく、ベンチャービジネスの成功美談で埋め尽くした。そのせいで、今の日本の裏社会と結んだ拝金主義が、日本の亡国と結びついた事実を知るためにも、著者の力作の『ヤクザ・カンパニー』(ネスコ)と共に読み比べた、そこに登場する野村證券や日本興業銀行と結んだ経済ヤクザが、いかに自民党の右派の森=小泉政権と密着しているか分かるだろう。

事実とは違うことも書いてあるし・・・

元関係者です。事実とは異なることも多々、書いてあり、筆者に対し、ペンを使って生計を立てているのであれば、もっとしっかり取材をした上で出版するべきなのでは?と意見したくなりました。事実の記載もありましたが、大部分が誇張されて書いてあるのがほとんどですね。この会社からだいぶ離れて時間が経ちますが、当時のことは今でもよく覚えています。この本は事実を書いてある個所もありますが、大部分が筆者の主観に重きを置いているといわざるを得ないです。批判ありきではなく、ジャーナリストとして、正しきことを活字にしてほしかったですね。ペンは剣より強しを目の当たりにした一冊でした。

ネットバブルに踊らされた人々

 題名につられて、「ネットバブル」の経済的分析の本かと思いきや、実は「ネットバブルに踊らされた人々」という内容だった。ネットバブルがなぜ起こったかの分析や、日本の経済、証券市場に与えた影響、メリット、デメリットにはほとんど触れられておらず、ネット人脈にいかに闇の人脈がうごめいたか、という報告に終始している。すぐに読めるし、読み物としては面白いので、興味のある方はどうぞ。

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