>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
とりあえず、これを読んでみて下さい
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至極まっとうな金融リテラシー本 |
至極まっとうな金融リテラシー本だと言えます。著者は投資法
として3つの方法があることを明示し、その組み合わせを薦めま
す。理論的に見て、妥当な結論になっています。
比較的専門的な内容も含まれますが、軽妙な書きっぷりのため、
面白く読むことができます。嘘のない内容になっています。投資
に関心がある方ならどなたにもおすすめできます。
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「インデックス投資、ハイ終わり!!」・・・これはいいです |
橘玲さんの著書を手に取るのは、初めてだったのですが、
入手するなりあっという間に読みきってしまえるほどに、
内容が充実していて、しかも読みやすい。
金融関係の書籍の通常のイメージは、
専門用語にお茶を濁したような記述が目に余るけれども、
本書はそうした専門性を日常の次元に再解釈してくれているので、
言葉とイメージが見事に的を射ていて、痛快なことこの上ない。
それにも増して、独特のざっくばらんとでもいえる語り口が、
近所のおじさんが「おいおい、そりゃ、違うよ?」などと言っているような身近な感触を
文章に与えていて、実に読みやすい。
内容的には、株をやるなら、
1 インデックス投資
で十分、それ以上でもそれ以下でもない。
こんな簡単な法則が「経済学的に正しい投資法」だとすれば、
金融業界・生損保業界の方々の顰蹙をかうことは必至。
統計学上もしっかりと証明されていることなので、
こうした結果に対して、業界筋はどう反応することでしょう?
それに加えて、社会で話題となった事件の分析も大変に面白いので、
村上ファンドとホリエモン事件の中身を知りたいと思っている方にとっては、
金融面から見た事件は、実に痛快で納得できるところが少なくない。
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冷静さが大切なことを教えてくれる |
さまざまな株必勝法のインチキ?を看破し、
マーケットの胴元から搾取されずにお金を増やす方法が書かれている。
マーケットには投資家を引き込む数多くの罠が存在していて、
投資家にその知識が足りないということをこの本は知らしめている。
株式で儲けるためには、冷静でいることを教えてくれる良書であると思う。
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株を始める前に |
株を始める前にぜひ読んでおくとよい一冊だと思います。
金融リテラシーとは何か、ということに力点が置かれていると
おもいます。
目先の数字や利益にだまされることなく、しっかりとした目を
もって投資をおこなうこと。
リスクを常に頭に置くこと等
非常に素人にわかりやすに入門書となっています。
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最後の最後に、、、、 |
本書にはどこにも結論めいたものがありません。
著者の言いたい結論?!は最後の最後に出て来ます。
最後の最後に著者が告白しています。
いや、わざわざ告白してくれています。
まさに本書は、
最後まで読んで、
ふたたびまた最初から読んでみて、
そして最後をまた読んで、
読者自身がどう思うか?
そういう本です。
投資は面白くもあり、勉強にもなりますが、危なくもあります。