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>> 株式投資で損ばかりしている方へ、、、
    とりあえず、これを読んでみて下さい



貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵 人気ランキング : 572位
定価 : ¥ 1,365
販売元 :PHP研究所
発売日 : 2006-04
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,365
とても読みやすくて分かりやすい良書

友人の勧めにて読みましたが、これが納得の良書。
内容はシンプルそのものです。老後のために用意しなければならない資金をいかに負けない運用で調達するか。それを読みやすく分かりやすく綴られています。

様々な投資本を読みましたが、わかり易さ&読みやすさはピカイチと思います。
ほかの本では行動までいきませんでしたが、この本を読んで自分の資産配分と投資スタンスを見直そうという気になりました。

一読の価値アリです!!”

本当の資産運用

今まで思い込みがあった事実を気付かせてくれ、本当の運用法につき教えてくれる本です。

思い込みの例としては、

・株の売買はギャンブルでしかない。

・一時期大損をしていたと報道されていた年金の運用は二年半でその損を取り返し、逆に5兆円の利益を生んでいる。

・企業に勤めるサラリーマンは35歳の世代で2500万円ほど不足する。

・日本の貧困率は世界第5位。

などなど。

本当の運用方法のエッセンスは、

・短期売買から長期投資へ。

・ポートフォリオを真剣に考え、その後は何も考えず、愚直に、定時定額購入を実行する。

ということだと。

そしてその細かいことがたくさん書かれています。一読することをお奨めしますが、但し、この著者の「大人の投資入門」とは8割方内容がラップしています。こちらは若干学術的に、「大人の投資入門」は少し銘柄を具体的に書いている傾向がありますが、読めばほぼ同内容と気付きますのでどちらか一方で宜しいかと。

複利効果と分散投資の力!!

本書を手にした個人的な経緯は、
さまざまな資産運用方法と運用先に関して、

大体キャピタルゲインを説いたものが多く、
不動産投資あたりで、ようやくインカムゲインを勧めるものに出会い、

「それでは、ほかの投資先では?」と思っていたところ、
レビューなどで論じられている内容を見て、購入を決断した、というものです。

内容的には、「デイトレではなくインベストメントに」という標語のとおり、
短期的なキャピタルゲインを狙うのではなく、

長期的な視野に立ったうえで、分散投資をすることで、リスク分散をして、
最終的な「老後」のキャピタルゲインに備えておきましょうというもの。

資産の概念に「公的年金」を含めるなど、
素人では無意識で、しかし金融工学的には恐らく常識的なことに、
改めて気付かされるなど、啓蒙されるところが少なくない。

また、公的年金関連で言えば、
年金積立金管理運用独立行政法人の運用実績もさることながら、
一般のサラリーマンにとって老後の大きなウェイトを占める年金資産の運用先を知ることで、

自身の「負けない」資産運用の次の手をきちんと戦略だてて行うことなど、
著者が示す合理的な考え方には、頷けることがあまりにも多い。

戦略に関しては、実際に読破していただくしかないとは思うものの、
大きな指針としては、次のものがあります。

 1 短期売買から長期投資への転換
 2 アルファ戦略とベータ戦略
 3 複利効果と時間分散
 4 ポートフォリオ理論
 5 固定資産(住宅)の意義
 6 国際分散投資
 7 運用ポリシーとリバランス

人生を大きな物差しで眺めることができる人で、
なおかつ、老後に関して並々ならぬ関心を持っている20?30代、

老後までに私も含めて時間にまだ猶予がある人に、
複利効果と分散投資の本当の力を知っていただきたいと思います。

若干理論的な記述が多いので、北村さんの他書である
『大人の投資入門』が読みやすいかもしれません。

「機関投資家の1年刻みの時計」

正直、「投資の指南書を一冊挙げろ!」と言われれば、
迷わずこれをオススメ。
読みどころは第4章。7つの智恵が紹介されている。
噛み砕いて解説すると、、、、、

* トレーディングではなく、長期投資を心がけること
* α部とβ部を分けて考えること
* 個人投資家は、○○年後に稼げれば良いが、機関投資家は1年刻みの時計を持っている
   ⇒ リスク・ギャップを逆手に取れば勝つことが可能
* 住宅を不動産投資と定義した場合、ほとんど全ての日本人は不動産投資に偏っている
  ⇒ 全金融資産のポートフォリオを組むこと
* 20年後の覇権国は予測不可能。世界経済全体の成長に乗れば、「負ける」ことはない

等が述べられている。
冷静に考えれば、「当たり前ジャン」と突っ込みたくなるが、
それがいかに難しいことか。
特に「機関投資家の1年刻みの時計」は、
概念として持っているだけで投資に自信が沸いてくる。

堅実な投資家向けの指南書

アセットアロケーションの必要性がわかりやくす説明されていて、
時間を味方につけるこの投資方法は初心者でも実践できるだろう。

その意味で時間的に余裕のある20代30代には大いに活用できるとは思う。
あとは時間がない団塊の世代はどうすればいいのかなども説明してほしかった。

要諦がアセットアロケーションのリバランスだけなのは少し物足りないかもしれないが、
派手さはなくても堅実でまじめな投資家向きで評価できる。

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